- 2010-02-28 (日)
- Infomation
「電子音楽講座 〜現代音楽における電子音楽概要とその実践〜」
大阪アーツアポリアなにわーとスクールん♪
!!!ついに一般向けにアクースマティック演奏のレクチュアします!!!
今回は現代音楽における電子音楽にスポットを当てた電子音楽講座を二部構成で行います。
一部では講師として『日本の電子音楽 増補改訂版』(愛育社刊)の著者である川崎弘二氏、現代音楽作品における電子音楽の音響技術家/演奏家である有馬純寿氏による黎明期の電子音楽/ミュージック・コンクレートの概要解説と実践編としての電子音楽作品の演奏を、二部ではアクースマティック演奏家の檜垣智也氏を迎え、その思想や技術に触れながらアクースマティック作品の演奏をおこないます。
一部、二部個別のマルチチャンネル・サウンドシステムにより、現代音楽における電子音楽の概要を把握し、その多様な音の響きを検証します。
○日時:2010年3月20日(土)18:00- (終了予定時刻22:00)
○講師:川崎 弘二、 有馬 純寿、 檜垣 智也
○会場:コーポ北加賀屋(地下鉄四つ橋線北加賀屋駅「4番出口」から徒歩5分)
大阪市住之江区北加賀屋5-4-12 コーポ北加賀屋
※地図はhttp://www.remo.or.jp/ja/about/
○参加費: 1,000円
○定員: 80名(予約制、先着順)
○申し込み方法:
1)名前、2)住所、3)連絡先をメール、FAX、電話のいずれかにて連絡。定員になり次第締め切ります。参加費は当日受付にてお支払ください。
○問い合わせ&参加申し込み先:
NPO 大阪アーツアポリア(大阪市港区築港2丁目8-24 piaNPO305)
tel/fax 06-6599-0170(telは火〜土の正午から午後8時まで)
mail: artsaporia@gmail.com
※個人情報は大阪アーツアポリアの活動に関するお知らせ、連絡のためにのみ使用し、第三者に提供することはありません
主催:大阪市(現代芸術創造事業)
企画・運営:財団法人大阪城ホール、NPO大阪アーツアポリア
○講師プロフィール
川崎弘二(かわさき・こうじ)
1970年大阪に生まれる。1994年に大阪歯科大学大学院を修了。博士(歯学)。2006年に「日本の電子音楽」(愛育社)を、2009年に同書の増補改訂版を上梓。2009年の主な著作に「小杉武久+藤本由紀夫展 音楽」(AC2、国際芸術センター青森)、「小杉武久 二つのコンサート」(国立国際美術館ニュース)、「21.1世紀の音楽会」(同志社大学)があり、主な講演に「映画=21.1世紀の音楽」(同志社大学)、「湯浅譲二の電子音楽作品」(有馬純寿他、秋吉台国際芸術村)、「Music of New Reference 2009」(三輪眞弘他、Art Complex 1928)がある。
有馬純寿(ありま・すみひさ)
1965年生まれ。エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、ノイズ・ミュージック、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。また室内アンサンブルのメンバーやソリストとして、これまでにジョン・ケージ、スティーヴ・ライヒ、ジャン=クロード・リセ、リュック・フェラーリ、ブライアン・ファーニホウ、湯浅譲二、望月京など多くの作曲家の電子音響を伴う現代音楽作品の音響技術や演奏を手がけ、高い評価を得ている。現在、帝塚山学院大学人間科学部准教授。
檜垣智也(ひがき・ともなり)
MOTUSとFUTURA(国際アクースマティック芸術祭・仏)の常勤演奏家。FUTURA夏期講習会でアクースマティック演奏を学び、その後MOTUSに所属。日本人初のプロフェッショナルな演奏家として活動する。100スピーカ以上の巨大なMOTUSのアクースモニウムをはじめ、世界中の
装置で300作品以上を演奏。2003年には神戸、2008年には釜山の音楽祭に招待され、その国で初めてとなるコンサートを行う。FUTURA、九州大学大学院(大学院レベルでは世界初)、大阪芸術大学で定期的に演奏を教えている。
《なにわーとスクールんとは》
これまでの「なにわーと」の中で行われてきた目的に基づいて、様々な形で専門知識を深めると共に芸術活動に携わる人材を育成してゆくというミッションのもとに行われます。それぞれの内容はより市民に向けた一般教養的なものから、ターゲットを絞った形で専門知識を深めるものまで含まれます。