檜垣智也

檜垣智也  Tomonari HIGAKI

作曲、アクースマティック演奏、音楽講師。1974年山口県生まれ。大阪芸術大学(七ッ矢博資)、愛知県立芸術大学大学院(岡坂慶紀)で作曲を学ぶ。渡仏後、フランス・ペルピニャン音楽院(ドニ・デュフールとジョナタン・プラジェ)、INA−GRM(フランス国立視聴覚研究所音楽探究グループ)の夏期アトリエ、国際アクースマティック芸術祭FUTURA(フランス)の夏期講習会、CCMIX(イアニス・クセナキス音楽創造センター)などで研鑽を積む。

作曲家として国際音楽祭や研究所、アンサンブル、演奏家からの委嘱・依頼で器楽作品、アクースマティック作品を制作し、ラジオ・フランス、パレ・ド・トーキョー、、ペニッシュ・オペラ(パリ)、ジーベックホール(神戸)等で発表している。フランス・ミュージック、フランス・キュルチュール、ベルギーやドイツ国営放送などで頻繁にラジオ放送されている。主な作品として、「夢読み」(2007、MOTUS委嘱)、「オルドル第二番」(2007、TriO+委嘱)、「Mahoroba」(2006, INA−GRM委嘱)、「メランコリー」(2006、SYNTAX委嘱)、「TSUNAMI」(2005、MOTUS委嘱)、「沈黙の木」(2004、La muse en circuit委嘱)等。フランス著作権協会(SACEM)会員。

国内で最初のアクースマティック演奏家として、日本・フランスを中心に数多くのコンサートを行う。ベルナール・パルメジアニ、フランソワ・ベル、クリスティアン・ザネジ、ドニ・デュフール等多くの作曲家から信頼され、今日までレパートリーは300作品以上(初演含む)にのぼっている。2003年、Digital musicfestival(神戸ジーベックホール)において、日本で最初のアクースモニウムによるコンサートとレクチャーを行う。その後、国内でフェスティバルやコンサートの設立や運営に関わり、優れたアクースマティック芸術の紹介と演奏の普及、日仏の文化交流に尽力する。2004年よりFUTURAで講師をつとめ、世界中から集る講習生の指導にあたる。主な演奏レパートリー:ピエール、シェフェール、ピエール・アンリ、リュック・フェラリ、ベルナール・パルメジアニ、ミッシェル・シオン、ドニ・デュフール、湯浅譲二、上原和夫、中村滋延他。

現在、パリと奈良を拠点に同志社女子大学、大阪芸術大学で後進の指導にあたり、九州大学大学院で、大学院レベルでは世界初となるアクースマティック演奏の授業を担当。MOTUS(パリ)とFUTURA(ドローム)に所属し演奏・教育活動行なっている。

http://muscircus.net/

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